Sales Cloud / Service Cloud コンサルタント資格の勉強法

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資格の現在の名前と試験の基本情報

以前の Sales Cloud Consultant と Service Cloud Consultant は、今の案内では Agentforce の名前になっています。旧名の試験ガイドの案内先は、新しい名前のガイドへ転送されます。改称の日付は公式の資料で確かめられませんでした。

項目 Agentforce Sales Consultant Agentforce Service Consultant
旧称 Sales Cloud Consultant Service Cloud Consultant
問題数 60問+採点外最大5問 60問+採点外最大5問
試験時間 105分 105分
合格点 73%(日本語69%) 78%(英語・日本語とも)
受験料 ¥30,000(税別) ¥30,000(税別)
再受験料 ¥15,000(税別) ¥15,000(税別)
前提資格 Platform Administrator Platform Administrator
想定する経験 顧客と接する導入経験、Salesforce 1年以上 サービスの導入経験、2〜5年
対応リリース Summer ’25 Summer ’25

前提の資格の勉強がまだの人は、認定アドミニストレーターの勉強法 から始めてください。資格全体の中での位置は Salesforce資格の一覧 で確認できます。

出題範囲と配点の違い

Agentforce Sales Consultant 配点
Consulting and Implementation Strategies(導入の進め方) 25%
Practical Application of Agentforce Sales Expertise(実務への適用) 24%
Sales Lifecycle(営業の流れ) 20%
Data Management(データ管理) 18%
Predictive and Generative AI(予測AIと生成AI) 13%
Agentforce Service Consultant 配点
Agentforce Service Solution Design(サービスの設計) 15%
Intake and Interaction Channels(受付とチャネル) 13%
Case Management(ケース管理) 13%
Contact Center Analytics(コンタクトセンターの分析) 13%
Industry Knowledge(業界の知識) 12%
Implementation Strategies(導入の進め方) 12%
Knowledge Management(ナレッジ管理) 12%
Integrations(連携) 10%

Sales は5分野で、導入の進め方と実務への適用で半分近くあります。Service は8分野がほぼ均等で、どれかを捨てる計画は立てにくい形です。

Sales Consultant は業務の流れで覚える

ガイドには、リード、商談、見積、受注までの流れを組み立てる項目があります。機能を分野ごとに覚えるより、1本の業務の線に並べるほうが頭に残ります。

リード、商談、見積、受注、売上予測、レポートの順に左から右へ並ぶ営業の業務の流れと、各段階に関係する機能を示す図
営業の業務の流れと、各段階で検討する機能

各段階で、次の3つを書き出します。

  • 誰が何を決めるか(担当、マネージャー、営業企画)
  • どの数字で見るか(KPI)
  • その数字はどのオブジェクトと項目から作るか

たとえば、リードの扱いは リードの取引開始の設計 が土台になります。見える範囲の議論には 共有モデルの図解 が要ります。製品、価格表、見積は複数通貨の影響までガイドの範囲です。

導入の進め方は、機能の話ではありません。導入前の成功指標、利用が定着しないときの手当て、要望の優先順位の付け方が入ります。社内のシス管でも、ユーザー教育や要望の棚卸しの経験を材料にできます。

Service Consultant はケースの一生で覚える

Service も同じ考え方です。問い合わせが入ってから閉じるまでを線にします。

受付チャネル、ケース作成、割り当て、対応、ナレッジ、完了、分析の順に並ぶサービスの業務の流れと、各段階に関係する機能を示す図
問い合わせの受付から分析までの流れ

受付のチャネルの選び方、エンタイトルメントとマイルストン、ナレッジの運用、AIエージェントに任せる範囲が順につながります。ナレッジの運用は、記事を作る機能だけでなく、KCS という運用の考え方も範囲です。

コンタクトセンターのKPIは業界の知識の分野に入ります。応答の速さと解決の質は片方を上げるともう片方が下がることがあるので、どちらを先に見るかを依頼者と決める練習をしましょう。

業務要件から設計を判断する勉強法

編集部がすすめる進め方です。1回30分でできます。

  1. 業務の依頼を1つ書く。自社の話を形を変えて使うか、この記事のケースのような短い文で作る。
  2. 課題と数字を1行で書く。「応答が遅い」ではなく「重要顧客の初回応答を2時間以内にしたい」と書く。
  3. 候補を2つ以上挙げ、捨てた理由も書く。
  4. 関係する人、データ、共有、運用の負荷を確認する。
  5. 学習用の組織で最小の形を作る。

候補を捨てた理由を書くのが一番の練習になります。実際の導入でも、選ばなかった案を説明する場面はあります。エディションの差は エディションとライセンスの比較 を、データの移行や連携は 外部システムの連携パターン を見て補ってください。

AIの分野を飛ばさない

Sales には生成AIと予測AIの分野が13%あります。信頼できるAIの原則を業務に当てはめる項目も入ります。Service ではAIエージェントの使いどころが受付とチャネルの分野に含まれます。どちらも、AIに任せる範囲と人が確認する範囲を分けて考える練習が役に立ちます。

更新は Platform Administrator のバッジ

どちらの資格も、更新は Platform Administrator のバッジで行います。Spring ’26 分の期限は2027年4月16日です。Platform Administrator が失効すると、この資格も一緒に失効します。Platform Administrator だけ取り直しても戻らないので、期限の管理が大切です。手順は 認定資格の更新ガイド にまとめました。

次の一歩

導入の支援を仕事にしたい人は Salesforce フリーランスの相場とスキル と /career/ も見てください。

よくある質問

Sales Cloud コンサルタント資格の今の名前は何ですか?
Sales Cloud コンサルタント資格の今の名前は Salesforce Certified Agentforce Sales Consultant です。Service Cloud の資格は Salesforce Certified Agentforce Service Consultant です。
Service Cloud コンサルタント資格の難易度は公式にありますか?
Service Cloud コンサルタント資格に公式の難易度はありません。公開されているのは合格点78%、60問、105分、想定する経験2〜5年などの数字です。
Sales Cloud コンサルタント資格は誰でも受験できますか?
Sales Cloud コンサルタント資格は、Platform Administrator の取得が受験の前提です。先に管理者の資格を取ってください。
コンサルタント資格の勉強は実務経験がなくても進められますか?
コンサルタント資格の勉強は実務経験がなくても進められますが、試験ガイドは実務の経験を想定しています。業務の依頼を自分で作り、設計メモに書く練習で補います。