Salesforce認定アドミニストレーターの勉強法

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認定アドミニストレーターの試験の基本情報

資格の正式名は Salesforce Certified Platform Administrator です。資格の全体像は Salesforce資格の一覧 で確認できます。

項目 内容(2026-10-31 確認)
問題数 選択式60問、ほかに採点外が最大5問
試験時間 105分
合格点 68%(日本語の試験は65%)
受験料 ¥30,000(税別)
再受験料 ¥15,000(税別)
前提資格 なし
受験方法 試験会場、またはオンライン。いずれも監督つき
参考資料 紙もオンラインも持ち込み不可
対応リリース Summer ’25

経験は6か月以上を想定しています。合格率と公式の難易度は公開された資料で確かめられなかったので、ここでは書きません。

試験ガイドの出題範囲と配点

日本語の分野名は、この記事で付けた訳です。

認定アドミニストレーターの8分野の配点を大きい順に並べた横棒グラフ。データと分析の管理17%が最大
8分野の配点。最大はデータと分析の管理の17%
分野 配点 主な内容 勉強の重点
Data and Analytics Management(データと分析の管理) 17% データインポート、重複ルール、入力規則、レポート、ダッシュボード レポートタイプと共有の影響
Configuration and Setup(構成とセットアップ) 15% 会社の設定、ユーザー、組織の共有設定、ロール、権限セット 共有の順番、プロファイルと権限セット
Object Manager and Lightning App Builder 15% オブジェクトの関係、項目、ページレイアウト、レコードタイプ 項目を消したときの影響
Automation(自動化) 15% Flow の種類、割り当てルール、承認プロセス どの道具を選ぶか
Sales and Marketing Applications 10% リード、商談、キャンペーン、売上予測 リードの取引開始
Service and Support Applications 10% ケース、キュー、エスカレーション ケースの割り当てと自動応答
Productivity and Collaboration 10% 活動、Chatter、モバイルアプリ、AppExchange 管理パッケージと未管理パッケージ
Agentforce 8% 使いどころ、権限、Agent Builder のプロンプト調整 AIが向く業務の見極め

合計は100%です。半分近くは、データと分析、構成とセットアップ、自動化の3分野が占めます。

共有は 共有モデルの図解、プロファイルは プロファイルと権限セットの整理 で先に全体を押さえると、後の分野が楽になります。

独学の勉強法は3つの道具で回す

試験ガイド

分野ごとの項目を一覧にし、「説明できる」「設定できる」「知らない」の3段階で印を付けます。週の終わりに印を更新すると、残りの範囲が見えます。

Trailhead のトレイル

基本は Admin Beginner です。5つのバッジがあり、公式の所要時間は合計で約7時間20分です。試験の準備用には Study for the Administrator Certification Exam というトレイルがあり、3つのモジュールで合計約1時間20分です。こちらは最後の確認に使います。試験ガイドは、自習用に Prepare for Your Salesforce Platform Administrator Certification という Trailmix も挙げています。

学習用の組織

Trailhead Playground で実際に作ります。読むだけの勉強で一番抜けるのは、設定の前後関係です。たとえば、レポートタイプを作る順番や、入力規則が止める場面は、作って動かすと分かります。

30日の学習計画

平日1時間、週末3時間を想定した編集部の案です。公式の計画ではありません。経験が長い人は1週目と2週目を圧縮してください。

30日の学習計画を4週に分けた図。1週目はデータモデルと項目、2週目は共有とレポート、3週目は自動化と業務アプリ、4週目はAgentforceと総復習
4週間の学習計画。配点の大きい分野を2〜3週目に置く
週 分野 やること
1週目 Object Manager、Configuration and Setup の前半 Admin Beginner の Data Modeling と Data Management。カスタムオブジェクトと項目を作る
2週目 Configuration and Setup の後半、Data and Analytics 組織の共有設定、ロール、権限セットを切り替える。レポートとダッシュボードを作る
3週目 Automation、Sales、Service Flow を種類ごとに1本ずつ作る。リードの取引開始とケースの流れを動かす
4週目 Productivity、Agentforce、総復習 試験の準備用トレイル、試験ガイドの「知らない」の印をつぶす

実務とつなげるコツ

自社の依頼を勉強の題材にすると、覚えたことが残ります。ただし、本番の組織で試すのはやめて、学習用の組織か Sandbox を使ってください。

ハマりやすい点

古い配点で計画を立てる。Agentforce の分野がない配点表は古いと考えてください。今のガイドでは8%あるので、飛ばさない計画にします。

動画だけで終える。見て分かった気がしても、設定の順番は手を動かすまで身に付きません。

試験の日を決めない。再受験はできますが、リリースごとに同じ試験は3回までで、1回目の不合格の後は24時間、2回目の後は14日待ちます。お金も時間もかかるので、1回で通す日程を組みましょう。

合格の後に進む道

資格の次は実務で使う場面を増やす番です。自動化は Flow の一括処理 から読むと、運用の中で迷わなくなります。リードの設計は リードの取引開始、レポートは レポートタイプとダッシュボード にまとめました。シス管の転職や働き方は /career/ を見てください。

よくある質問

Salesforce認定アドミニストレーターの配点はどうなっていますか?
認定アドミニストレーターの配点は8分野です。データと分析の管理が17%で最大、構成とセットアップ、オブジェクトマネージャとLightningアプリケーションビルダー、自動化が各15%です。
認定アドミニストレーターの勉強時間は公式で決まっていますか?
認定アドミニストレーターの勉強時間に公式の目安はありません。試験ガイドは経験6か月以上を想定しています。この記事の30日計画は編集部の案で、経験や使える時間で調整してください。
認定アドミニストレーターに独学で受かりますか?
認定アドミニストレーターには受験の前提資格がなく、独学でも受験できます。Trailhead は無料で使えるので、試験ガイドの分野を見ながら学習用の組織で手を動かす進め方が基本です。
認定アドミニストレーターの受験料はいくらですか?
認定アドミニストレーターの受験料は税別30,000円、再受験は税別15,000円です。金額は変わることがあるので、申し込みの前に試験ガイドで確かめてください。