Salesforce認定資格の一覧と取る順番
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この分野の記事(4本)

Salesforce認定アドミニストレーターの勉強法
Salesforce認定アドミニストレーターの勉強法を、最新の試験ガイドの8分野と配点から整理。独学で進める30日の計画、Trailhead の順序、学習用の組織の使い方を解説します。

Salesforce認定資格の更新の期限と手順
Salesforce認定資格の更新は年1回です。2026年10月時点のメンテナンスの期限、Trailhead での手順、失効した場合の対応、複数の資格を持つ人の管理のしかたを解説します。

Salesforce認定 Platform App Builder の勉強法
Platform App Builder の勉強法を、試験ガイドの5分野と配点から整理。アドミンとの出題範囲の違い、次の資格に向く人、Trailhead の順序と手を動かす点を解説します。

Sales Cloud / Service Cloud コンサルタント資格の勉強法
Sales Cloud と Service Cloud のコンサルタント資格は、今は Agentforce の名前です。現在の配点と違い、機能の暗記でなく業務要件から設計を判断する勉強法を解説します。
Salesforce資格の一覧を職種別に整理する
公式の案内では、資格は Administrator、Architect、Consultant、Developer、Designer、Marketer などに分かれています。全部を覚える必要はありません。社内の担当か、導入の支援か、コードを書くのか、全体の設計を決めるのかで、見る資格は絞れます。

管理者ルート
Salesforce に初めて触れる人は Platform Foundations から入れます。試験ガイドが想定するのは経験6か月までの人です。次が Platform Administrator で、経験6か月以上を想定しています。その次に Platform App Builder と Platform Administrator II に進みます。Platform Administrator II だけは Platform Administrator が前提です。
勉強の進め方は 認定アドミニストレーターの勉強法 と、Platform App Builder の勉強法 にまとめました。
コンサルタントルート
導入の支援を仕事にするなら、Platform Administrator の次に Agentforce Sales Consultant か Agentforce Service Consultant を選びます。この2つは、以前 Sales Cloud Consultant と Service Cloud Consultant と呼ばれていた資格です。どちらも Platform Administrator が前提です。要件の整理を担当するなら、前提のない Business Analyst も候補になります。
詳しくは コンサルタント資格の勉強法 を見てください。
開発者ルート
Platform Developer は前提がありません。Apex や Lightning のコードを書く人向けで、試験ガイドは開発経験1〜2年、うち Salesforce で6か月以上を想定しています。上位の Platform Developer II は Platform Developer が前提です。
コードを書く予定があっても、データモデルや共有の考え方は共通です。編集部は、先に Platform Administrator か Platform App Builder を通す順番をすすめます。
アーキテクトルート
Platform Sharing and Visibility Architect、Platform Data Architect、Platform Integration Architect などの専門の資格があります。これらの更新は共通のバッジです。Application Architect は、Platform App Builder、Platform Developer、Platform Data Architect、Platform Sharing and Visibility Architect の4つをそろえると自動で得られます。System Architect も前提資格で得る形です。Technical Architect は、さらに Architect Evaluation と Architect Review Board Exam を通します。
設計の土台を先に固めたい人は、共有モデルの図解 と データモデルの比較 から読むと、分野の見通しが立ちます。
職種を問わず選べる資格
Agentforce Specialist は、エージェントやプロンプトを設計する人向けです。前提はありませんが、Data 360 を含む1年の設定経験、Agent Builder と Prompt Builder の実務を想定しています。
資格の難易度は問題数・合格点・受験料で比べる
下の表は各試験ガイドの数字です(受験料は税別、2026-10-31 確認)。「採点外」は結果に影響しない問題で、最大5問が別に入ります。
| 資格 | 問題数 | 時間 | 合格点 | 受験料 | 再受験料 | 前提資格 | 想定する経験 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Platform Foundations | 40問 | 70分 | 62% | ¥10,000 | 無料 | なし | 6か月まで |
| Platform Administrator | 60問 | 105分 | 68%(日本語65%) | ¥30,000 | ¥15,000 | なし | 6か月以上 |
| Platform App Builder | 60問 | 105分 | 73% | ¥30,000 | ¥15,000 | なし | 6か月〜1年 |
| Platform Administrator II | 60問 | 105分 | 65% | ¥30,000 | ¥15,000 | Platform Administrator | ガイドに年数の記載なし |
| Platform Developer | 60問 | 105分 | 68% | ¥30,000 | ¥15,000 | なし | 開発1〜2年 |
| Platform Developer II | 60問 | 120分 | 70% | ¥30,000 | ¥15,000 | Platform Developer | 開発2〜4年 |
| Agentforce Specialist | 60問 | 105分 | 72% | ¥30,000 | ¥15,000 | なし | 設定経験1年 |
| Business Analyst | 60問 | 105分 | 72% | ¥30,000 | ¥15,000 | なし | 業務分析2年、Salesforce 2年 |
| Agentforce Sales Consultant | 60問 | 105分 | 73%(日本語69%) | ¥30,000 | ¥15,000 | Platform Administrator | 1年以上 |
| Agentforce Service Consultant | 60問 | 105分 | 78% | ¥30,000 | ¥15,000 | Platform Administrator | 2〜5年 |
| Platform Sharing and Visibility Architect | 60問 | 120分 | 58% | ¥60,000 | ¥30,000 | なし | Salesforce 2〜3年、セキュリティの実装4〜5年 |
合格点が58%の Platform Sharing and Visibility Architect が、78%の Agentforce Service Consultant より簡単だとは読めません。受験料はアーキテクトの試験のほうが高く、範囲も設計の判断に寄っています。
試験ガイドが対応するリリースは試験によって違うので、受験の前に最新のガイドを開いてください。
再受験には決まりがあります。同じ試験はリリースごとに3回までです。1回目の不合格の後は24時間、2回目の後は14日待ちます。3回目も不合格なら、次のリリースまで受けられません。
取る順番の決め方
編集部のおすすめは次の3つの基準です。公式の順番ではありません。
- 前提資格があるものは、前提を先に取る。
- 仕事で毎日触る範囲に近いものを先に取る。実務と勉強が重なると、覚えたことをすぐ試せる。
- 2つ目を取る前に更新の期限を確認する。Platform Administrator と Agentforce Sales Consultant は同じバッジで更新できるが、Platform App Builder は別の時期になる。
廃止される資格に注意する
2027年2月1日に24の資格が廃止されます。B2B Solution Architect、CPQ Administrator、Education Cloud Consultant、Process Automation Accredited Professional などです。受験の締め切りは2026年8月31日で、すでに過ぎました。取得済みの人の資格は廃止と表示されて残り、更新の要求は外されています。古い勉強サイトを見て、これらを目標にしないようにしてください。
資格を取った後の更新
資格は取って終わりではありません。多くの資格は年に1回、Trailhead のバッジで更新します。期限を過ぎると失効し、前提の資格が失効すると上位の資格も失効します。手順と期限は 認定資格の更新ガイド にまとめました。
資格の勉強に使う本は 学習ロードマップと本の選び方 にまとめています。単価や仕事の探し方を知りたい人は /career/ を見てください。
よくある質問
- Salesforce資格の難易度は公式に決まっていますか?
- Salesforce資格の公式の難易度はありません。試験ガイドにあるのは問題数、試験時間、合格点、受験料、想定する経験なので、それらの数字で比べます。
- Salesforce資格は何から取る順番がよいですか?
- 業務で使う人の最初の1つは Platform Administrator が編集部のおすすめです。コンサルタント資格の前提になり、更新のバッジも共通だからです。触ったことがなければ Platform Foundations から始める手もあります。
- Salesforce資格の受験料はいくらですか?
- Salesforce資格の受験料は、多くの試験で税別30,000円、再受験は税別15,000円です。Platform Foundations は税別10,000円、アーキテクト系の試験は税別60,000円のものがあります。受験前に各試験ガイドで確かめてください。
- Salesforce資格に落ちたら、すぐ受け直せますか?
- 1回目の不合格の後は24時間、2回目の後は14日待てば受け直せます。同じ試験を受けられるのはリリースごとに3回までで、3回落ちたら次のリリースを待ちます。