Salesforce認定 Platform App Builder の勉強法

このページには広告リンクを含みます。

Platform App Builder の試験の基本情報

項目 Platform App Builder Platform Administrator
問題数 60問+採点外最大5問 60問+採点外最大5問
試験時間 105分 105分
合格点 73% 68%(日本語65%)
受験料 ¥30,000(税別) ¥30,000(税別)
再受験料 ¥15,000(税別) ¥15,000(税別)
前提資格 なし なし
想定する経験 6か月〜1年 6か月以上
対応リリース Summer ’26 Summer ’25

合格点の差は難しさの順位ではありません。試験ごとの設定です。Platform App Builder のガイドに日本語試験の別の合格点は書かれていませんでした。資格の全体は Salesforce資格の一覧 で比べられます。

試験ガイドの5分野と配点

分野 配点 主な内容
Salesforce Fundamentals 18% ノーコードとコードの区別、AgentExchange、アクセス、共有、レポート
Data Modeling and Management 20% データモデルの選択、リレーションの影響、項目の型、データの出し入れ
Business Logic and Process Automation 32% 数式、積み上げ集計、入力規則、Flow、Flow の承認、Agentforce
User Interface 17% 画面の調整、ボタン、リンク、アクション、Lightning コンポーネント、モバイル
App Deployment 13% アプリのライフサイクル、Sandbox の種類、変更セット、パッケージ

アドミンとの出題範囲の違い

管理者と App Builder の範囲を2つの円で示す図。重なる部分がデータモデル、セキュリティ、自動化。管理者側は Sales と Service、活動と Chatter、App Builder 側は UI 部品と App Deployment
管理者と Platform App Builder の範囲の重なり

重なるのは、オブジェクトと項目、共有とアクセス、レポート、Flow です。ただ同じ言葉でも、見方が違います。管理者の範囲では道具の設定と運用が中心です。Platform App Builder の範囲では、リレーションの種類がアクセス、画面、レポートに与える影響まで踏み込みます。

ここが違う所は3つあります。

  • Sales と Service の業務機能がない。リード、ケースなどの業務アプリの分野は、Platform App Builder にはありません。
  • UI の部品が増える。カスタムボタン、アクション、Lightning コンポーネントの組み込み、モバイル向けのレイアウトが範囲に入ります。
  • アプリの配布がある。Sandbox の種類、変更セット、管理パッケージと未管理パッケージ、配布の計画が13%あります。

勉強の順番

公式の準備トレイルは6つのセクションで、所要時間は次のとおりです。

セクション 公式の所要時間 Platform Administrator 取得者の扱い(編集部の案)
Exam Overview 約20分 最初に読む
Salesforce Fundamentals 約9時間25分 知らない項目だけ
Data Modeling and Management 約4時間50分 リレーションの影響を重点に
Business Logic and Process Automation 約10時間45分 すべて
User Interface Customization 約11時間20分 ボタンとアクション、コンポーネントを重点に
App Deployment 約2時間40分 すべて
勉強の順番を示す4段の図。試験ガイドの確認、データモデル、業務ロジックと自動化、UI と App Deployment の順に左から右へ並ぶ
勉強の順番。データモデルを先に決めてから自動化と画面に進む

データモデルを先にするのは、自動化も画面も、オブジェクトの関係の上に作るからです。

手を動かして確かめる点

読むだけでは差が分からないものを、学習用の組織で作って比べます。編集部のおすすめは次の4つです。

  1. 主従関係と参照関係。同じ親子を両方で作り、親を消したとき、共有がどう変わるかを見る。主従関係と参照関係の違い が下敷きになります。
  2. 数式、積み上げ集計、Flow。同じ合計や判定を別の方法で作り、向き不向きを書き出す。
  3. 入力規則と Flow の順番。保存の流れは 保存時の実行順序 で確かめます。
  4. パッケージと変更セット。変更セットには接続された組織が必要です。会社の Sandbox に触れるなら、担当者と相談して流れを見せてもらいましょう。

Flow を大量のレコードで動かす話は Flow の一括処理 が役立ちます。

ハマりやすい点

重なる範囲を飛ばしすぎる。管理者で覚えた項目でも、リレーションの種類を変えたときの影響までは説明できないことがあります。Fundamentals は読まなくてよくても、Data Modeling は作って確かめてください。

Flow の種類を1つだけ覚える。試験ガイドには、適切な Flow の種類を選ぶ項目があります。画面フロー、レコードトリガーフロー、自動起動フローを1本ずつ作ると、起動のしかたの違いが見えます。

コードの話を避ける。資格の中心はノーコードですが、ノーコードとコードの区別や、Lightning コンポーネントの組み込みも範囲です。Apex を書けなくても、どこからコードが必要になるかは言えるようにしておきましょう。

配布を最後に回して時間切れになる。App Deployment の配点は13%です。公式トレイルの所要時間は約2時間40分と短いので、週の予定に先に入れてください。

取得後の更新に注意する

Platform App Builder の更新は Winter のサイクルで、Platform Administrator とは別の時期です。Winter ’26 分の期限は2026年12月4日、対象は2025年12月8日以前に取った人です。バッジは Hands-On Challenge で終わります。詳しくは 認定資格の更新ガイド を見てください。

次の一歩

合格の後、仕事の幅を広げたい人は /career/ を見てください。社内の管理者のまま設計の力を伸ばす道と、導入の支援に移る道があります。

よくある質問

Platform App Builder はアドミンの次の資格に向いていますか?
Platform App Builder は、データモデルや自動化を作る仕事が増えた管理者に向いています。前提資格はなく、Platform Administrator と範囲が重なるので、次の資格に選びやすいです。
Platform App Builder の配点で一番大きい分野は何ですか?
Platform App Builder の最大の分野は Business Logic and Process Automation で、配点は32%です。Flow、数式、積み上げ集計、入力規則が含まれます。
Platform App Builder の難易度は公式にありますか?
Platform App Builder に公式の難易度はありません。公開されているのは合格点73%、60問、105分、想定する経験6か月〜1年といった数字です。
Platform App Builder の勉強にどれくらい時間がかかりますか?
Platform App Builder の公式トレイルは合計で約39時間20分です。Platform Administrator の知識があれば、重なる部分を短くできます。